嘘つきは誰だ!? ケンコバMCの心理戦トークバラエティ「ウソカマジカ」を徹底レビュー!

2025年1月6日月曜日

Lemino お笑い バラエティ リアリティショー

嘘つきは誰だ!? ケンコバMCの心理戦トークバラエティ「ウソカマジカ」を徹底レビュー!

※プロモーションとネタバレを含みます。

Leminoオリジナルトークバラエティ『ウソカマジカ』を全6話イッキ観しました。以下は番組ホームページより

芸人7人の嘘を見破れるか!?心理戦トークバラエティ「ウソカマジカ」

Leminoで配信中の「ウソカマジカ」は、芸人7人がテーマに沿って繰り広げるエピソードトークの中から、誰が嘘をついているのかを探り合う心理戦バラエティ番組です。

MCはケンドーコバヤシさん、そして個性豊かな実力派芸人たちがプレイヤーとして登場!

【プレイヤー】

  • オダウエダ 植田紫帆
  • しずる KAZMA
  • とろサーモン 久保田かずのぶ
  • ビスケットブラザーズ 原田泰雅
  • みなみかわ
  • ランジャタイ 国崎和也
  • 和牛(2024年3月末に解散) 水田信二

さらに、ケンドーコバヤシさんを補佐する配膳役として、現役看護師でグラビアアイドルの真田まことさんも出演します。

見どころ

  • 巧みな話術で展開されるエピソードトークの中から、嘘を見破るのは至難の業!
  • 視聴者も一緒に誰が嘘をついているのか予想しながら楽しめる参加型番組!
  • OPテーマ曲は人気ラッパーBIMの「Intelligent Bad Bwoy feat. C.O.S.A., Daigos」!

「ウソカマジカ」で、ハラハラドキドキの心理戦と爆笑トークを体感しよう!

この時点で観たい!という方はもしよければ、31日間の無料トライアルがあり、お笑いやバラエティが充実しておりオリジナル作品も多いLeminoプレミアムに登録して、観てみてください。


それでは本作品の魅力をプレイヤー心理戦トークサバイバーとの比較という3つの観点から考えていきましょう。

このメンバーだから面白い!!

メンバーたちの個性やトークスタイルが被っていないので、全体のバランスがとてもよいですね。シリアスな演技シーンでのケンコバさんのボス感とギャップのあるセリフが毎回笑える。笑いの構造としてよく言われる緊張と緩和の典型ではないでしょうか。他にもランジャタイ 国崎和也さんの妄想トーク、しずる KAZMAさんのグダグダトーク、水田信二さんの詐欺師っぷりなど見どころがたくさんあります。

なかでも、自分でエピソードトークが苦手と公言するしずる KAZMAさんが、道化役としてのジョーカーとなって番組をかき回しております。どうしてもしずる KAZMAさんを呼びたかった番組プロデューサーの狙いはこれだったんですね。



視聴者も楽しめる心理戦&戦略

このゲームは人狼とすべらない話を掛け合わせたようなものとなっています。プレイヤー目線から考えると、

1.勝ち残るためにはマジっぽいトークで疑われないようにする
2.番組を盛り上げるために面白さも必要
3.ただし、面白すぎてもウソと疑われる
4.面白すぎるウソでも、自分のインパクトを残せればアリ

という要素がいろいろあり、なかなか頭を使って大変そう。1に関しては、

・他のプレイヤーが知っている話で証明する
・ウソと証明できない話をする

という戦略が考えられますね。どこからをウソとするか?という明確なルールは定めようがなく、「ウソかマジか」は自己申告なのでウソカードを引いたのにマジトークをして信ぴょう性を出すという反則もできてしまうのですが、あくまで大会ではなく番組なんで考えないようにしましょう。

このように色々な戦略が考えたり、誰が噓つきか?というのを予想するなど、楽しみ方がたくさんあります。


あのトークサバイバーと比較してみた

似たような番組としてNetflixで配信されているトークサバイバーがあるので比較してみます。トークが面白いと生き残れるドラマという設定です。ウソカマジカとの共通点は

・芸人さんたちの豊富なエピソードトークが楽しめる!
・シリアスな演技シーンとコミカルなトークシーンのギャップが癖になる!
・勝ち残りシステムが楽しい!

といった感じです。相違点としては

・トークテーマ
・プレイヤーの戦略
・ウソでもいいかどうか

が考えられます。トークサバイバーの場合、3シリーズもあったのでテーマが何回も被って聞き飽きてしまうこともあったのですが、ウソカマジカの場合はそれがなかったので良かったですね。

プレイヤーの戦略としてはトークサバイバーの場合、シンプルに面白いトークをすることだけなので複雑性がないのですがそこが面白いところですよね。完全に笑い重視。ウソカマジカの場合は先ほど述べた点に加えて、プレイヤー同士の審議タイムがあるのでそこでのトークもみどころです。


最も重要なのがウソでもいいかどうか。トークサバイバーなどの通常の番組などでウソトークをした場合、後にウソとバレると身を亡ぼすことになると、笑イザップという番組で小藪さんが仰っていました。ですが、ウソカマジカではウソトークができるのでそれが他の番組にはない魅力となっています。なかには0から作り上げた完全なウソトークもあり、芸人さんの想像力、妄想力に素直に感心しました。

惜しかった点

番組公式Xに載っている、「誰が誰に投票したか」や「セミファイナルのウソトークはどこまでウソか?」という内容が本編にもあればスムーズに楽しめたかと思います。が、全体としては大満足なのでまた違った芸人さんを交えての続編に期待です。